鶴町クリニックの診療内容

東京都世田谷区の小田急線・経堂駅より2分、肛門科・痔の手術、胃と大腸の内視鏡検査を行う鶴町クリニックです。当院は「どんな症状でも気軽にかよえる、街のかかりつけ医」を目指し、内科・肛門科・大腸肛門科・胃腸科・消化器科など幅広く診療します。

ジオン注射(ALTA・アルタ療法)、痔の日帰り手術、内視鏡検査(胃内視鏡・経鼻内視鏡・大腸内視鏡)など専門治療を行っています。体の不調、お腹やお尻のお悩み、検査・健診まで安心して当院へお任せください。

外科、肛門科、肛門外科、大腸肛門科

外科では、痔の日帰り手術、日帰り大腸ポリープ切除から、外来小手術、ソケイヘルニア(鼠径ヘルニア)日帰り手術なども対応しております。

肛門科については、多くの方が悩みを誰にも相談せず、痛みがひどくなるまで肛門科を受診しません。肛門科は進歩しており、今では切らずに薬で治るケースが多くなっています。

日本人成人の3人に1人は痔と言われ、痔は日本人にとって大変身近な病気の一つです。おしりの症状に、自己判断は禁物です!おしりから出血があり、痔と思って肛門科を受診したら、実はがんだった。ということもあります。まずは不安を早く取り除くためにも、お気軽に受診してください。

内科、胃腸科、消化器科

内科では、内科系疾患全般を幅広く診ることを基本としています。風邪や頭痛・腹痛などの体調不良から、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、胃腸の病気などを総合的に診療します。特定健診や各種予防接種も行っております。

胃腸科・消化器科においては、胃痛、腹痛、胸焼け、吐き気、血便が出る、便秘、お腹の張りなど、主にお腹の症状やお悩みを診察いたします。当院では、病気の早期発見のため各種内視鏡検査、超音波検査を取り扱っております。

現代の胃の検査については、新しい検査設備と、医師の経験によって痛みの少ないない検査が可能となっています。あなたの体のことで、何かおかしいと感じた時・健康のことについて何か気になることがある時は、お気軽に受診下さい。

大腸がん検診

大腸がん検診は、便潜血検査と大腸内視鏡検査があります。便潜血検査は、肉眼的には異常を認めない便に潜む血液の有無を調べる検査です。便潜血検査の検査結果で潜血陽性となった場合は医師に相談し、大腸内視鏡検査を受けることになります。

大腸内視鏡検査

大腸の内視鏡検査というと、やはり痛みが気になるという方が多いようです。しかし現在は、医師の技術と最新の検査設備によって、痛みはほとんどなく受けていただけるようになっています。当院で検査を受けた方のほとんどが「思っていたよりずっと楽だった」とおっしゃっています。女性の方も安心してご来院ください。

日帰り大腸ポリープ切除

内視鏡検査でポリープなどの病変を見つけた際、検査を行いながら、病変を摘出することが出来ます。これを内視鏡的治療といいます。大腸の病変は、胃の病変とくらべて、放置するとがん化する可能性が高く、小さいうちにすべてを取り除くことが望ましいとされています。大腸ポリープの場合は、外来で、日帰りで内視鏡的治療が出来るケースが多いです。

痛みが心配という方もいらっしゃると思いますが、実は内視鏡的治療でポリープを切除する際、患者様に痛みはありません。また、切除後も痛みはなく、若干の制限はありますが変わらず日常生活を送れますので、安心して治療をお受けください。

いぼ痔の治療

いぼ痔は比較的男性に多く、飲酒や仕事上の過労が原因とみられます。一方、女性のいぼ痔は、妊娠や出産で悪化すると考えられます。裂肛(切れ痔)は便秘が関係しているため、やや女性に多く、痔ろうは男性に多くみられます。

いぼ痔の治療は、生活習慣の改善やお薬かジオン注射で済んでしまう方がほとんどです。ですが、長い間放っておいて痔が悪化していると、手術が必要になるケースもあります。症状に気づいたら、早めに診察を受けることをおすすめします。

ジオン注射

ジオン注射とは、いぼ痔を切らずに注射1本で治すという画期的な痔の治療法です。別名、ALTA療法(アルタ療法)とも言います。脱肛を伴ったいぼ痔(内痔核)でお悩みの方にとっては、画期的な治療法と言えます。従来なら手術が必要と判断されたケースでも、ジオン注射による治療を行って手術と同等の効果が得られた症例もあり、その効力が証明されています。

痔の日帰り手術

痔を「切らずに、排便習慣のコントロールで治す」事が重要なのは言うまでもありません。しかし、医学的にみて、手術を含めた何らかの処置をする以外に治療法が無い場合もあります。

痔の手術では入院が必要な場合もありますが、大抵は痔の日帰り手術が可能です。当院では毎年約300件の痔の日帰り手術を行っています。肛門科を専門とする私自身が、かつて痔ろうになり手術を受けた経験から、痔の手術に対し強いこだわりを持ち、機能温存を重視しできるだけ切らずに治療を行っています。

痔の予防

痔は、普段の生活で気をつけていれば、ある程度、未然に防ぐことができる病気です。また、ジオン注射・手術をしても再発する可能性は、ゼロではありません。完治後に、完治前と同じ生活習慣を続けると、悪化したり、再発したりするということに繋がります。

痔の辛い痛みや、痔の治療を避けるためには、生活習慣を気を付けて、痔を予防することが大切です。当院では、痔の検査や治療だけでなく、予防・生活習慣改善のアドバイスなども行っております。「痔を予防したい方」や「症状が軽い方で悪化を防ぎたい方」も、お気軽にご相談下さい。

胃がん検診

平成29年10月から世田谷区では、胃がん(内視鏡)検診がはじまりました。当院では苦しくない胃の内視鏡検査を受けることができます。50歳以上の世田谷区民で助成対象となる方は、胃がん検診費用助成制度を利用して胃の内視鏡検査を受けることができます。ぜひこの機会にお役立てください。

胃の内視鏡検査

胃の内視鏡検査とは、細くてやわらかいスコープを、口や鼻または肛門から挿入して内部を観察する検査です。口や鼻からの挿入では食道、胃、十二指腸、また肛門からは大腸の内部を見ることができます。もし異常があった場合には、生検といって粘膜の一部を採取して病理検査を行い、良性か悪性かを判断します。内視鏡検査では、かなり早い段階でがんを発見することができます。

ピロリ菌検査・除菌

ピロリ菌の感染が続くと感染範囲が「胃の出口」の方から「胃の入口」の方に広がって、慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)が進行します。この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がん、さらには血液疾患など、全身的な病気などを引き起こすおそれがあることが明らかになってきました。特に胃がんの原因になる事が判明し、感染の有無をチェックすることが重要になっています。

生活習慣病

代表的な生活習慣病には、糖尿病、脳卒中、心臓病(狭心症や心筋梗塞)、脂質異常症、高血圧、肥満などがあります。生活習慣病の発症リスクや、総合的な健康状態を知っていただくため、特定健診診査も実施しております。

日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防のために、特定健診診査でご自身の健康状態を毎年確認し、健康づくりにつなげていくことはとても重要です。どうぞご利用ください。

検査・健診

当院では、各種検査・健診を受付ております。ご希望のある方は、検査項目をご相談ください。

  • 簡易人間ドック、健康診断
  • 血液検査全般
  • レントゲン検査
  • 大腸内視鏡検査
  • 胃内視鏡検査
  • 頚動脈エコー検査、動脈硬化測定(血管年齢測定)
  • 大腹部エコー(腹部超音波)検査
  • 世田谷区特定健康診査

など

腹部エコー(腹部超音波)検査

腹部に超音波を発信し、そこから返ってくる反射波(エコー)を受信して画像化し解析する検査です。 この検査で調べられる臓器は、肝臓、胆のう、腎臓、すい臓、膀胱(ぼうこう)、前立腺、等が主な対象です。現在では機器の進歩もあり、食道や胃、腸などの消化管も検査可能です。

・肝臓がん、脂肪肝、胆のうがん、すい臓がん、腹部大動脈瘤などの病気が発見できます。

・検査時間は部位によって異なりますが、通常10~20分程度です。

・超音波検査はX線検査と違い被爆する心配がなく、苦痛なく胎児にも使えるほど安全です。

頸動脈エコー検査

頸動脈とは、脳に血液を送る首の血管です。首の血管の様子を、超音波を使って簡単に画像で見ることができる検査です。これにより動脈硬化の早期発見や進行具合や血管年齢がわかります。

動脈硬化が進行すると、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞といった命にかかわる病気に繋がります。ストレスや喫煙、肥満・運動不足は動脈硬化を促進するといわれています。検査は数分程度の簡単なものです。痛みもありませんし、リラックスして受けて頂けます。