今年は早い時期からインフルエンザの流行がみられています。発熱や咳、だるさなどで体調を崩し、数日間寝込んでしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インフルエンザなどで体調を崩したときは、食欲が落ちたり、水分をとる量が少なくなったり、普段より身体を動かす機会が減ったりすることがあります。このような生活の変化によって、いつもより便が硬くなったり、便秘になったりすることもあります。
便秘や強いいきみは、痔の負担になることがあります
硬い便を出そうとして強くいきむと、肛門に大きな負担がかかります。
便秘や排便時のいきみは、いぼ痔(痔核)や切れ痔(裂肛)の原因や、症状を悪化させる要因のひとつです。特に切れ痔は、硬い便が肛門を通る際に皮膚が傷つくことで起こることがあります。
また、インフルエンザなどの感染症では咳が続くこともあります。咳をすると腹圧がかかるため、もともと痔の症状がある方は、肛門の腫れや違和感などが気になる場合もあります。
体調を崩したときこそ、水分補給も忘れずに
発熱しているときは、汗などによって身体の水分が失われやすくなります。体調に合わせてこまめな水分補給を心がけましょう。
また、体調が回復してきたら、食事や生活のリズムを少しずつ普段の状態へ戻していくことも大切です。便意を我慢しすぎず、排便時に必要以上にいきまないようにしましょう。
出血や痛みを「痔だから」と放置しないことも大切です
インフルエンザなどの体調不良が治ったあとも、「排便時に血が出る」「お尻が痛い」「肛門が腫れている」「便秘が続いている」といった症状がある場合は、一度ご相談ください。
肛門からの出血は痔によるものとは限らず、大腸などの病気が隠れている場合もあります。「以前から痔があるから」と自己判断せず、症状が続いている場合は原因を確認することが大切です。
鶴町クリニックでは、いぼ痔・切れ痔などの肛門疾患の診療を行っています。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
