内視鏡検査前日・前後の食事

検査前後の食事

ルールを守って良い検査を受けましょう!

内視鏡検査を受診される30代後半~60代前後の方は、毎日お仕事でお忙しいため、検査の前日やその後の過ごし方について、とても心配されています。
ここでは、内視鏡検査の前日から当日の食事についてと検査を受ける時の注意点をご説明致します。ぜひご参考に検査日をご検討下さい。

胃内視鏡検査の場合  大腸内視鏡検査の場合

胃内視鏡検査の場合

胃の内視鏡検査は、検査当日の朝食は禁食です。
しかし検査前日と検査後は、制限はありますが食べることができます。
口からの検査も鼻からの検査でも同じです。

前日の食事

胃内視鏡検査は、朝型行いますので、前日の夕食は夜の19時~20時までには済ませてください。
検査時に、食物残渣が残ると検査が出来ませんので、腹8分目くらいにしてください。
繊維質の多い物や脂っこい食事は避けましょう。

検査後の食事

検査終了後も、咽頭麻酔が残っているので、2時間くらいは食事をしないでください。
それ以降は、いつも通り食事をして大丈夫です。
生検といって、細胞の検査をした場合は、当日の飲酒は控えてください。

胃内視鏡検査の注意点

普段、お薬を飲まれている方は、飲んでいるお薬の内容を教えてください。
血液をさらさらにする抗血小板薬や抗凝固薬を飲んでいる場合は、必ず報告してください。検査前に、服薬を中断して頂く場合があります。

大腸内視鏡検査の場合

大腸内視鏡検査は、腸内をきれいにする「腸管洗浄剤」の服用が必要となるため、検査を受ける時間帯によって前日・当日の過ごし方が異なります。

午前中に検査を行う場合(モーニング検査)

  • 検査の前日夜から腸管洗浄剤の服用を開始します。洗浄剤の種類や飲み方は患者様ごとに異なりますので、医師の指示に従ってください。
  • 前日の食事は、専用の検査食をご案内しています。消化にやさしく、腸内に残りにくい食事です。

午後から検査を行う場合(当日法)

  • 検査当日の朝から腸管洗浄剤の服用を開始します。午前中に洗浄剤を服用し、午後から検査を実施します。
  • 前日は検査食または消化のよい食事を心がけ、検査当日は禁食(水分は可)となります。

検査後の食事について

検査時に鎮静剤などを使用した場合は、終了後1時間程度は食事を控えてください。その後は、体調を見ながら普段通りの食事が可能です。

ただし、下記の場合は注意が必要です。

  • 細胞の検査(生検)を行った場合: 検査当日の飲酒は控えてください。
  • ポリープを切除した場合: ポリープの大きさや処置内容に応じて、1週間前後の食事制限や運動制限をお願いすることがあります。詳しくは医師の説明に従ってください。

普段お薬を飲まれている方へ

現在服用中のお薬の名前・内容を必ずお知らせください。特に、抗血小板薬や抗凝固薬(血液をさらさらにする薬)をお飲みの方は、事前に医師の確認が必要です。検査前に服薬を中断または変更していただく場合があります。

予定を確認して、検査日は決めましょう!

検査の一番の目的は、病気の早期発見です。
検査前の食事制限を守らないと良い検査ができません。
検査前にドカ食いしたり、宴会があったりするのは好ましくありません。
検査前日に宴会や食事会の予定が無いことは確認の上、検査日を決めましょう。

当院の大腸・胃の内視鏡検査のご案内ページはこちら>>

検査前日から当日の流れはこちら当院についての詳しくはこちら(オフィシャルサイト)
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