寒波の到来、気温が急に大きく下がってきましたね。こういう時期になると、「痔の痛みが強くなった」「出血しやすくなった」といった症状で受診される方が増える傾向があります。寒さと痔の症状には、いくつかの医学的な関連があると考えられています。
寒くなると、体は熱を保持しようとして血管を収縮させます
肛門周囲も例外ではなく、血流が滞りやすくなることで、いぼ痔(痔核)がうっ血し、腫れや痛みが強く出ることがあります。
また、冷えは自律神経の働きにも影響し、腸の動きが低下しやすくなります。その結果、便秘になりやすく、排便時に強くいきむことで痔が悪化する場合があります。
さらに、冬場は水分摂取量が減りやすい季節です
体内の水分が不足すると便が硬くなり、排便時に肛門の皮膚が切れやすくなります。切れ痔(裂肛)は強い痛みや出血を伴うことが多く、排便を我慢することで便秘が悪化し、症状が慢性化するケースも少なくありません。
寒波の時期に心がけたい対策としては、まず体を冷やさないことが大切です。腹部や腰回りを温めることで血流の改善が期待できます。また、こまめな水分補給と、食物繊維を意識した食生活を心がけ、便通を整えることも重要です。
排便時には、強くいきみすぎないこと、トイレに長時間座り続けないことも意識しましょう。これらは痔の症状を悪化させないための基本的なポイントです。
お尻の痛み・出血は、肛門科へご相談ください
痛みや出血が続く場合、しこりが大きくなってきた場合などは、自己判断で市販薬のみを使い続けるのではなく、早めに肛門科を受診することをおすすめします。寒い時期こそ、お尻の不調を我慢せず、適切な診察と治療を受けることが大切です。
世田谷区の肛門科『鶴町クリニック』では、肛門科の診察をはじめ、症状や生活習慣に応じた治療やアドバイスを行っています。インターネット予約や当日予約、予約なしでの受診にも対応しています。
